願いについて
当たり前に毎日きいていた君の歌が、ある日突然きけなくなるのは一体全体何なんだろうね。僕らは躍起になって君を残そうとした、君は旅に出た。
君は僕たちに一生埋められない孤独を残した。これ以上の宝はこの先見つからないだろう。
僕らは取り残されたわけじゃない。僕らもそれぞれが旅に出た。この先の僕らが、良い後悔ができるよう、君は願っている。僕らは何を願っただろうか。
孤独が宝になるだなんて知らなかった。
無駄を省くとか、高潔な余暇とか、何だってよくて、君に夢中になれて本当に良かった。
そういうつもりはないのに、なんだかそういう歌詞みたいだ。